小野工業ブログ

PET  比重1.4  ポリエステルフィルム
ポリエチレンテレフタレート樹脂のことで、ポリエステルの一種。日常でよく使うPETボトルはポリエチレンテレフタラート(PET)を材料として作られている容器です。
PETフィルムは耐熱性を要求される用途に多く使用されています。また保香性を求められる分野にPETフィルムが使用されています。

★PETフィルムの特徴
1. コシが有る為、印刷やラミネート等の加工時に張力をかけてもピッチずれしない。
2. 耐熱性では、フィルム融点が264℃あり実用可能範囲も-60℃~150℃と広くレトルト食品の構成に多く使用される。
3. PETフィルムの酸素や湿気に対するバリア性は、バリアフィルムに比べるとかなり劣るが、香辛料に対する保香性が優れている。

※ バリアフィルム
水分、酸素などの浸入や放出により製品が変質、劣化することを防ぐための機能がガスバリア性です。
ガスバリア性を持つフィルムをバリアフィルムと呼びます。またPETフィルムをコートや蒸着などの加工することによりガスバリア性を高めたりします。

PETフィルムの代表的な使用例
主な特徴 用途 構成 その他の特徴
耐熱性 レトルト PET(12)/AL(7)/CPP(60~80)
キャンディ個包装 PET(12)/VM-CPP(25) 高速シール性
バリア性 レトルト PET(12)/AL(7)/PET(12)/CPP(70) アルミの腐食防止
(耐内容物性必要)
スナック OPP(20)/PE(15)/VM-PET(12)/PE(15)/CPP(20) 酸素バリア性
コーヒー OPP(20)/PE(15)/VM-PET(12)/PE(18)/EVA(30) 酸素バリア性

保香性

 

各構成のフィルム説明
AL アルミ箔
CPP 無延伸ポリプロピレンフィルム
OPP 二軸延伸ポリプロピレンフィルム
PE ポリエチレンフィルム
EVA エチレン・アクリル酸メチル共重合体フィルム
VM-CPP アルミ蒸着した無延伸ポリプロピレンフィルム
VM-PET アルミ蒸着したポリエステルフィルム
先頭のVMがアルミ蒸着したフィルムのことです。

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